宴会場がリングに 蝶野正洋さん語る“旅館破壊事件”の凄惨

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 かといって皆が皆、大酒飲みかっていうと、そうでもなくてさ。俺みたいに“ホドホド”もいれば、最近の若手に多いんだけど、「酒よりプロテイン」ってヤツもいるから。時代が変わったといえば、変わっちゃったんだろうね。

 俺が新日本プロレス(以下、新日)の新弟子の頃は、飲める新人が地方巡業に行くと、興行主やスポンサー、タニマチ相手の夜の接待要員に駆り出されて毎晩、ピッチャーに入ったチャンポン酒を何杯も飲んでた。

 同世代では武藤敬司や亡くなった橋本真也。2人とも強いし大好き、飲みっぷりがいいから、どこ行っても引っ張りだこ。武勇伝はたくさんあるんじゃないの。

■UWFとの懇親会での大事件

 新日時代の酒の大事件といえば、やっぱり86年の水俣旅館破壊事件だろうね。当時、前田日明さん率いるUWFが新日のリングに戻ってきて、プロレスのスタイルが違う上に、団体間のトップレスラーたちも本をただせば先輩後輩の関係、選手間の確執が積もりに積もって、試合がギクシャクしてた。それを修復しようという宴会を旅館を借り切ってやったんだ。

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