酒嫌いだったアニマル浜口さん プロレス入り後は豪傑に変身

公開日: 更新日:

「気合だ! 気合だ! 気合だー!」の掛け声と「ワッハッハ」の豪快な笑い声で知られる元プロレスラーでタレントのアニマル浜口さん(67)。若い時はトラウマがあって酒嫌いだったとか。

 酒はいい思い出も悪い思い出も、いーっぱいあるよ。一番よかったのは女房と出会ったこと。俺が国際プロレスでプロレスラーになって2年目の70年の12月かな。

 キューピッドはラッシャー木村さん。ラッシャーさんがオックス・ベーカー選手と台東区体育館(現・台東リバーサイドスポーツセンター)で金網デスマッチを戦った際に左足を複雑骨折し、浅草の病院に担ぎ込まれてね。入院中、若手レスラーは交代で身の回りの世話に通ったんだ。

 そして少しよくなったら、看護師の目を盗んで病室で酒盛り。会社公認だから、オレは日本酒の一升瓶を何本か持っていかされ、病室で一緒に飲んで酔いつぶれたこともあった。まあ、今じゃ信じられないことが平気な時代だったよ。

 で、ある日、ラッシャーさんが「病院食に飽きたから、外へメシ食いに出よう」って、田原町駅の近くにあった小料理店に連れてってくれた。そこの看板娘がうちの女房だったってワケ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が