<第11回>警備員を振り切って駆け付けた弟の新人賞受賞
語り 兄・鳥羽一郎
船村徹先生はほとんど横にもならない人だったから、付き人も文字通り寝る暇がないってことになる。一体、どういう毎日をどういう気持ちで過ごしていたのか、今となっては記憶がない。
「ウチに来ても、歌は教えませんよ」と最初に言われていたけれども、ただただ船村徹という人間が大好きで、…
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