小出恵介ショック渦中 「アミューズ」株主総会の一部始終
大波乱、大荒れが予想され、例年以上に注目された“大一番”は一体、どのような内容だったのか。25日、東京・両国国技館で株主総会を開催した大手芸能事務所の「アミューズ」。所属する俳優・小出恵介(33)が17歳少女との飲酒&淫行騒動に発展した一連の不祥事を受け、議長の畠中達郎代表取締役社長からは冒頭、このような謝罪がなされたという。
「弊社所属アーティストにおいて、未成年との飲酒、不適切な行動がありました。所属事務所としても責任を痛感しております」
そして、登壇した取締役や監査役らとともに頭を下げたという。定刻の14時にスタートしたとはいえ、物々しい雰囲気のなか、幕開けした総会。午前10時から会場前で並んでいたという九州在住の60代男性は「毎年来てるけれど、(創業者で現会長の)大里さんのあんなに緊張した顔を見たのは初めて」だと話す。覚悟していたとはいえ、株主からの罵声やヤジにヒヤヒヤしていたのだろう。
畠中社長からは、「創業39年のなかで最大の不祥事」と事態の深刻さを物語る発言もあったという。ところが、だ。2100人超が参加した株主からは役員らに対し、声を荒らげ、怒りに震える意見や質問は一切なく、滞りなく進行。なかには「アミューズは被害者だ。気の毒に思っている」という同情の声も上がり、会場は同調する拍手に包まれたという。