「みなおか」の後番組に起用 フジは深刻“坂上忍依存症”

公開日: 更新日:

 3月で終了する「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の後番組に坂上忍の起用が決まった。これには、「また、坂上?」「もうお腹いっぱい」「坂上になるくらいなら、とんねるずのままでよかった」……非難囂々(ごうごう)。

 坂上は現在、月~金曜の帯番組「バイキング」での総合司会のほか、金曜の「ダウンタウンなう」にレギュラー出演。「笑っていいとも!」の後番組としてスタートした「バイキング」は当初、曜日変わりのMCで坂上は月曜の担当だったが、1年後には総合司会に格上げされ現在に至っている。

 番組内容も芸能界のゴシップから時事問題まで扱い、芸能人のゲス不倫やら引退騒動、政界、大相撲不祥事などネットや新聞・週刊誌の記事を引用しつつ、こねくり回している。だが、気がつけば視聴率もアップし、裏のTBS系「ひるおび!」や日本テレビ系「ヒルナンデス!」を抜いて同時間帯1位という快挙も。

 さらに、「ダウンタウンなう」も2015年4月にスタートした当初は視聴率が上がらなかったが、坂上が加わり、ゲストと居酒屋で飲みながらトークする「本音でハシゴ酒」に内容を変更するとアップ。ここでの会話がすぐにネットニュースになるなど注目度も高い。

 2度も坂上に助けてもらったフジは坂上に頭が上がらない状態で、今や坂上依存症だ。というわけで、またまた坂上を起用となったわけだが、あまりに極端な番組作りではないか。ネットの住人の声は、この件に関しては的を射ている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲