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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

斉藤由貴は娘で禊 TVの快感忘れられない芸能人の悲しい性

公開日: 更新日:

 この長女がセンスのある子で「最近見たお母さんのテレビは記者会見」なんてことを言う。

 テレビで映るほんわかしたイメージは「偽りの姿」といい、自宅では「怒ると『ざけんじゃないわよ』って『スケバン刑事』のちょっと老けた感じ」になると暴露。斉藤に「普通のおかあさんの方がいいよね」と聞かれ、「普通のおかあさんよりスリリングなほうが好きだよと答えた」という、母娘の会話も披露した。

 仕事で遅く帰宅しても家事をこなし、女優として肌のケアも行ってから就寝する母を「尊敬しています」。不倫騒動で叩かれていた母を尊敬しているとはなかなか言えるものではない。いい娘をもったものだ。これで禊は終了。無罪放免ってとこか。

高畑淳子矢口真里も“全開”

 公の場から姿を消したといえば高畑淳子も同じで、最近、またバラエティーでよく見かける。

 そういえば2カ月ほど前、あの矢口真里も、例のクローゼットの中に隠した男との再婚をAbemaTVのレギュラーの中で報告していたが、地上波では相手にされなかった。

 ホリプロと和解が成立した松居一代もそろそろ出てきて「和解勝ち取りました」とやるんじゃないかとひやひやする。一度注目を浴びたら、あの快感が忘れられなくなるのか。芸能人の悲しい性ということにしよう。

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