おいでやす小田 極貧アパート時代に夜な夜なヌートリアが

公開日: 更新日:

 もっとも、お笑いの月収が2万~3万円しかなくて食うためにバイトに追われてた時代です。部屋には小さいテレビと奇麗とは言い難い布団、着替えが少々あるぐらいやったから、泥棒が入っても、盗っていくもんがありません。せやから鍵かけるとか、そんなん気にもしてなかったんです。

 アパートも酷かった。1階がスナックで、夜中の1時くらいまでカラオケをガンガンやる。もちろん防音なんてないから、閉店まで床が音圧で振動するし、おまけに、天井では毎晩、ネズミの大運動会。サンドイッチ状態やから、うるさくてゆっくりテレビも見られへん。

 ところがですよ。そのヌートリア、そんな部屋に次の晩からちょくちょく顔を出すようになったんです。僕はぜんそくの持病を持ってるんで、どんな熱帯夜でもクーラーNG。窓を全開にして扇風機を使っとったんですけど、開けっ放しの窓から普通に入ってくる。で、テーブルの上にお菓子とかパンとか置いてあると、それを断りもなく食べるんですわ。断ればいいってもんやないんですけど、見てるのが分かってるのに平気の平左。それが1カ月ほど続きました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    迷走から一転…NHK朝ドラ「風、薫る」にヒットの予感が漂うワケ

  2. 2

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  3. 3

    ド軍指揮官が佐々木朗希に「計算できない投手は要らない」…正念場のカブス戦で怖い「魔の三回」

  4. 4

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  5. 5

    2学年上の櫻井翔に諭されて堀越高校に進んだ松本潤のかけがえのない出会い

  1. 6

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 7

    (5)梶原一騎は「極真の若いやつらが襲ってきたらドタマかち割ってやる」と特殊警棒を振り回した

  3. 8

    「風、薫る」で際立つ2人の“2世俳優” クズでも憎めない三浦貴大、変態紳士・高嶋政宏の下僕ぶりにハラハラ

  4. 9

    高市首相&進次郎防衛相がGWに早速「死の商人」外交 武器輸出解禁で殺傷兵器をトップセールス

  5. 10

    「再始動」報道続々の中居正広氏がカムバックする日 「悪名は無名に勝る」と業界が虎視眈々のワケ