看板ロゴがそっくり? ブルース・リー娘が中国企業を提訴
カンフー映画界の大スターのブルース・リーがトラブルに巻き込まれている。娘のシャノン・リー氏が経営する米企業「ブルース・リー・エンタープライゼズ」が中国のファストフード大手「真功夫」に損害賠償を求めて提訴。ブルース・リーのキャラクターを無断で看板に使っているというのがその理由だ。
中国メディアによると、賠償金額は2億1000万元(約33億円)。真功夫の店舗の看板や店内のポスターには、ブルース・リーの代表作「死亡遊戯」の黄色いシャツ姿を彷彿させる男性がファイティングポーズで描かれている。
真功夫側は問題のロゴについて「国の商標当局の厳格な審査を得たもの」「すでに15年間使っている」などと反論しているという。思わぬ「怒りの鉄拳」を食らった真功夫は、「危機一発」に追い込まれている。