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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(5)母の日は家事代行サービスで「だらだらのんびり」させてあげる

公開日: 更新日:

 もうすぐ母の日です。例年のように家族4人でレストランで外食すると2万円近くはかかってしまいます。まさか、吉野家で4人で母の日のお祝いをしましょうというわけにもいかないし……。

「物価高だから、なんとか、安くすむ方法ないでしょうか?」

 FPの私に、重久洋二さん(仮名=50歳)から相談を受けました。

 無料で喜ばれるのは、重久さんが一日中、掃除や料理など家事を全部することです。

「男の料理」などと検索すると簡単にできる料理が出てきます。カレーライスなど簡単な料理でいいでしょう。ただし、妻にイチイチ質問すれば、結局、手伝うはめになり、自分でやったほうが早い、余計に手間がかかったと嫌がられて喧嘩になるかもしれません。

■「ダラダラのんびり」をプレゼント

 ある調査では、1日の家事に費やす総時間は「平均2.9時間」という回答があります。家事の代わりにしたいことは、「だらだらのんびり」だそうです。なので、「のんびりして、ゆっくりして」など優しい言葉もかけることです。レストラン2万円分と考えるとできなくはないでしょう。

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