著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に

公開日: 更新日:

 ロシアは、5月9日に対ドイツ戦勝80年記念の軍事パレードを予定している。これに合わせた北朝鮮の金正恩氏の訪ロも取りざたされた。

 ショイグ安全保障会議書記は、3月20日にモスクワで5月27~29日に開催する国際安全保障会議に米国を招待し、会議には100カ国以上の代表が出席を表明していると述べた。

■プーチンの自身に「中国の存在」

 プーチン氏の自信の背景には、中国の存在もあろう。一段と激化した米国との軋轢、習近平国家主席は、2019年5月、米中貿易戦争の激化のもと江西省の長征出発地記念園を視察。聴衆に対し「今は新長征であり、われわれは最初からやり直す必要がある」と述べた。

 20年7月の企業経営者との座談会では「国内大循環を主体として、国内外の双循環が互いに促進する新発展モデルを目指す」と表明した。

 それから5年、日本ではあまり報道されないが、中国の世界最大電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)が4月21日に上海で開催された新製品発表会でナトリウムイオン電池の新ブランド「鈉新」を正式に発表した。「鈉新」の乗用車向け電池は25年12月から量産開始予定で、既存のリチウムイオン電池に代わる新たな選択肢として注目を集めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし