ラリー遠田
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ラリー遠田

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「教養としての平成お笑い史」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

サンドウィッチマン以来の快挙 “一夜逆転”のミルクボーイ

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 だが、駒場は母親が「死ぬ前の最後のご飯もそれでいい」と言っていたと続ける。そこで内海も「ほなコーンフレークと違うか」と答えを撤回することになる。

 その後、この漫才では、駒場がコーンフレークっぽい特徴とそうではない特徴を交互に出していき、そのたびに内海の意見がコロコロ変わる。その中で彼はコーンフレークに対して「そこまで言わなくてもいいんじゃないか」というぐらい偏見まじりの熱い主張を展開していくことになる。

「コーンフレークはまだ寿命に余裕があるから食べていられる」「コーンフレークは朝の寝ぼけてるときだから食べていられる」などと毒を吐く。ただ、角刈りで小太りのコミカルな外見の内海が、そんなたわいもないことをやたらと熱く主張するのがおかしい。

 そんな2人は決して優等生タイプの真面目な芸人ではなかった。鳴かず飛ばずの日々が続いてネタ作りをサボるようになり、駒場は先輩芸人と遊び歩き、内海はギャンブルに溺れていた時期もあった。

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