長谷川博己「麒麟」を脅かす竹内涼真「テセウス」の勢い

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「視聴率13%台といえば、竹内涼真(26)主演のTBS日曜劇場『テセウスの船』(夜9時)が23日の第6話で、それまでの11%台から一気に13.2%に上げてきました。勢いだけなら『麒麟』より、こちらの方が上でしょう」(前出のテレビ誌ライター)

 さらに日曜劇場は4月から、前作最終回で驚異の40%超えを記録した「半沢直樹」が控えている。

「リアルタイムの視聴率だけでいえば、日曜劇場の数字は今後、地上波の『麒麟』にとって脅威になります」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏はこう続ける。

「同じ日曜夜の“大河”と“日曜劇場”は、時間こそかぶりませんが、実はライバル関係にあります。日曜夜にドラマを見る層は、2作品続けてリアルタイムで見ることはせず、どちらかを録画するなど絞りがち。そうなると、リアルタイム視聴率は、話題性があったり展開が派手なドラマの方に流れやすいんです」

 仮に「麒麟」の評価が上がれば、地上波より早いBSの放送を見たくなるという視聴者心理もある。

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