サイレントデモに同調せず…指原莉乃“シタタカ”遊泳術

公開日: 更新日:

「次々と著名な芸能人が検察庁法改正案に反対し、反対がひとつのムーブメントになったのに、安易にそれには乗らない。きちんと咀嚼し考えたうえ、なぜ流れに従わなかったかという理由を『私はわからないから声を上げなかった』と説明した。ただ、どちらでもないというのでも、ノーコメントでスルーせず、きちんと自分の考えを示している分、存在感が際立つ。これは相当練れてますよ」(ある放送作家)

 ラサールの指摘する通り、計算高さ、したたかさもあるのだろうが、AKB時代から指原を取材するスポーツ紙芸能デスクはこう言う。

「いわゆる空気を読むタイプじゃないとは思いませんが、八方美人というのもちょっと違う。大事な問題では己の考え、主張があって、必要であれば反感を買っても貫く気質ではある。それでも結果的には損しない道を選んでいますね」

 波ではなく潮を読む指原。芸能界を巧みに遊泳するスキルは当代一かもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた