球団オーナーvsプロ野球選手会 史上初「異例」の直接会談に透けて見える“バーター取引”

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「本日、私たちは一歩を踏み出しました」

 プロ野球選手会の近藤健介会長(ソフトバンク)が文書でこうコメントした。

 28日、12球団オーナー会議の代表者と選手会が東京都内で協議。両者直接会談の場を持つのは史上初とあって、「極めて異例だ」と、各メディアは報じている。

 今回は選手会が要望を出して実現し、選手側は各球団の選手会長を始め、30人が出席。オーナー側からは議長のDeNA南場オーナー、巨人山口オーナーらが参加した。

 双方が話し合いの席を設けた裏側には、様々な思惑があるという。

「選手会としては、自らの発言力を上げたい。近藤会長は『球界として、何を、どう決めていくのか。意思決定のあり方そのものを変えなければならない』と訴えた。昨年12月の近藤新体制発足時にも、『NPBとの交渉においてもシーズン中やオフを問わず、現役選手が会議に参加できる仕組みづくりを協議していくこととなりました』と発信している。これまで球界における決まりごとの多くは実行委員会を挟む形で行われ、オーナー側まで選手の声が直接届かないケースがあった。『物事が決まってから聞かされる側』から脱却したいのが本音です」(NPB関係者)

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