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相澤冬樹ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

再び問う「夫はなぜ改ざんをしなければならなかったのか」…雅子さんが財務省の「不開示」を新たに提訴

公開日: 更新日:

 森友事件で新たな裁判が始まることになった。提訴したのは赤木雅子さん。事件で公文書改ざんを迫られ命を絶った近畿財務局の赤木俊夫さんの妻だ。近畿財務局の別の職員のノートを財務省が不開示としたことについて、決定の取り消しを求め28日、大阪地裁に提訴した。

 同じ日、財務省から一通のメールが届いた。

「申入書への回答につきましては、現在、省内で確認作業中でございます。準備が整いしだい、近日中にもご連絡を差し上げることができると考えておりますので、それまでお待ちいただけますと幸いに存じます」

 申入書とは、提訴の元となったノートを巡り6月12日付で赤木さんが財務省に出したもの。事前の説明で財務省の担当者が「開示する」と明言していたのに、数カ月で開示しないと判断を覆したことについて質した。それから1カ月半が過ぎてからの回答が「省内で確認作業中」という内容だ。今さらなぜこの回答なのか?

 この日の提訴を察知した財務省が申し入れに回答がないと指摘されることを避けるため、慌てて返答してきたのではないか。その内容も、ノートを開示すると事前に話していた事実は録音データがある以上、否定できないので「現在確認作業中」とごまかしたのではないか。

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