横浜・織田翔希にMLB東海岸の老舗名門がオファーを出していた! 具体的金額、通訳など細かい条件も提示か
去る26日、2年連続22回目の甲子園出場を決めた横浜(神奈川)のエース右腕・織田翔希(3年)のピッチングは圧巻だった。
九回2死からリミッターを外して、エンジン全開。最速157キロ、155キロ超のストレートを5球続けて投げ込み、ネット裏に押し寄せた日米両球団のスカウトたちの度肝を抜いた。
桐光学園打線を1失点に抑え、130球の完投勝利。4季連続のマウンドとなる夏の甲子園(8月5日開幕)では、これまで以上に日米両球団の注目を集めることになる。
織田は今秋のドラフト1位候補ながら、メジャー球団も執拗にマークを続けている。
ドジャースはスカウトやフロント幹部が代わる代わる織田の試合を視察しているばかりか、親御さんにも会って名刺を渡したとか。レンジャーズは織田の故郷の北九州にいる中学時代の指導者に会っているそうだし、中止になったとはいえフロント幹部を含む6人が練習試合に駆け付けたこともある。目立った動きを見せているのはこの2球団かと思ったら、とんでもない話が飛び込んできた。
「東海岸の老舗名門球団が織田の周辺に対してかなりの金額のオファーを出したというのです」
と、ア・リーグのあるスカウトがこう続ける。
「時期は6月だと聞きました。具体的な金額に加え、通訳を用意するなどの細かい条件も提示したといいます。昨年1月に桐朋高(東京)の森井翔太郎がアスレチックスと約2億4000万円で契約しましたけど、織田にはそれ以上の金額だったともっぱらです」
昨今のメジャーはドジャースのひとり勝ち。大谷翔平(32)や山本由伸(27)ばかりか、佐々木朗希(24)まで手に入れてワールドシリーズを連覇。今年は1998~2000年のヤンキース以来となる3連覇がかかっている。そのドジャースが今年は高校生ナンバーワン右腕といわれる織田まで手に入れようと目の色を変える現状に、東海岸の老舗名門球団が待ったをかけようとしているのかもしれない。
高野連や大学野球連盟に所属する野球部員はプロ志望届を提出するまで、国内外を問わずプロ(NPB及びMLB)と接触することはできない。だからオファーは織田の「周辺」に対してなのだろうが、メジャー球団がこぞって織田の周囲や関係者に接触しているのは、獲得に脈があると踏んでいるからに違いない。
さる放送関係者がこう言った。
「織田は非常に頭がいいし、しっかりとした考え方の持ち主。家庭の事情もあるし、何より自分を最も高く評価してくれる場所でプレーしたいと考えています」
ここで言う「評価」とはすなわち「カネ」だろう。日本のプロ球団に入団する新人の契約金は1億円+出来高払い5000万円と上限が決まっているものの、メジャーは国際ボーナスプールの範囲内であれば金額に制限がない。国際ボーナスプールは球団によって差があるが、トレードなどによって枠を増やすことも可能。つまりメジャー球団はカネが大きな武器になるとわかっているからこそ、こぞって織田をマークするのだ。
「テイクバックが大きいだけに、肩肘にかかる負担は大きく、故障のリスクはつきまとう。けれども身体能力が高く、指先の感覚も優れている。高校時代の松坂大輔や田中将大と比べたら潜在能力は劣るものの、伸びしろの大きな投手であることは間違いない。アスレチックスに入団した森井以上に投手としての能力は高いし、メジャー球団の多くは3億円以上投じる価値のある投手とみているのではないか」(前出のスカウト)


















