あらゆる局面でエビデンスが求められる中、いかに付き合うべきか 「エビデンスの罠」杉谷和哉著

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「エビデンスの罠」杉谷和哉著

 あらゆる局面で「エビデンス」が求められる世の中。ビッグデータの利活用が可能になり、さまざまな統計情報が世にあふれている。公共政策においても、エビデンスを活用する志向が世界的に広まり、日本も例外ではない。しかし、エビデンスがありさえすれば、すべての物事が簡単に片付くわけではない。

 一方で、何かあればすぐに「エビデンスはあるのか」と他者を問い詰める人々があふれる社会のありように疑問を投げかける議論も増加している。

 エビデンスを巡るさまざまな議論を紹介しながら、エビデンスがこれほどまでに社会で強い存在感を放つようになった経緯を振り返る。さらに陰謀論とフェイクの時代におけるエビデンスのありようについても考察するなど、混迷の時代にエビデンスといかに付き合うべきかを示したテキスト。 (PHP研究所 1210円)

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