菊池桃子は“育ての親”と決別…芸能界独立ラッシュの裏事情

公開日: 更新日:

事務所の威光はかすみ ピンハネに嫌気も

 ある芸能プロ社長はこう言う。

「かつてマネジャーがお目付け役となり、事務所の決めたスケジュールをこなしていくだけだったタレントは今や少数派です。業界有力者を後ろ盾にしたり、大手の威光をちらつかせても仕事にはつながりませんし、待っていても仕事は降ってこない。専属マネジャーすらつかないのが当たり前で、タレントが個々の力で何とかしようという時代になってますね。でも、何かあればSNSで世間に訴えることができるし、売れれば事務所のピンハネもなく、倍以上の実入りだって見込める。女性タレントならば(個人事務所社長を兼ねる)石田ゆり子の成功例が念頭にあります」

 サラリーマンの世界と同様、タレントもセルフプロデュース時代へとシフト。もちろん結果を出さなければアウトというハイリスクと隣り合わせ。共存共栄を目指す日本式は過去へと消えていく。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白