PCR検査は3回…コロナ時代の「24時間テレビ」成功の舞台裏

公開日: 更新日:

■視聴率&募金額は合格点

 その瞬間、汐留から大歓声と拍手が沸き上がった。

 世間から開催に対し猛バッシングを浴びていた「24時間テレビ43」(8月22、23日放送)の全枠世帯平均視聴率(関東地区)が15・5%で歴代総合19位タイだったことがビデオリサーチ社からもたらされたのだ。

「24日、月曜の朝9時には編成局編成部に幹部やプロデューサーらが神妙な顔をして集まった。もちろんソーシャルディスタンスを保ちながらです。月曜は金曜、土曜、日曜の視聴率結果がビデオリサーチ社から発表される大事な日。正直、ワースト1を覚悟していた。しかし、それがいい意味で期待を裏切られた」(日テレ関係者)

■全スタッフがPCR検査3回

 今回、不退転の決意で「24時間テレビ」の放送を決めた小杉善信社長も満面の笑みを浮かべ、制作スタッフらと握手を交わしていたという。いうまでもなく、最大の敵はコロナだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず