スマイリーキクチさん 情報モラル講演をキャンピング車で

公開日: 更新日:

 20年ほど前から数年間、ある事件の犯人とのデマがインターネット上に広がり、芸人の仕事が激減した(※その後、誹謗・中傷をした複数の加害者が一斉摘発された)スマイリーキクチさん(48)は自身の経験を生かし、ネットトラブルへの対策やネットのマナーの講演を続けている。死ぬまでにやりたいことは若い人を育てる全国の旅(!?)。今の取り組みを明るい笑顔でポジティブに話してくれた。

  ◇  ◇  ◇

 コロナの前までは学校や自治体を回って講演してました。多い月は十数カ所。最近は企業や組合からの依頼も増えてきました。今はだれでもネットをやるので、ネット上の情報モラルにプラスして、人権啓発にも力を入れる企業・組合が多いんです。

 情報モラルを学ばないで就職されてる方もいますから、ネットのトラブルで会社がつぶれることも起きてます。

 例えば、従業員のバイトテロ画像とか、社員が顧客の情報を出しちゃうとか、従業員が会社の内情を投稿しちゃうとか、まだ秘密なのに「こういう商品を出しますよ」とバラすとか、掲示板の書き込みやSNSの投稿でその会社の信頼を失ってしまいます。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン