芦名星さん謎だらけの突然死“遺作グラビア”現場では笑い声

公開日: 更新日:

日刊ゲンダイ本紙に語っていた役作りの悩み

 芦名さんは2002年にモデルとしてデビュー。“クールビューティー”ないでたちを武器に、女優として活躍の場を広げていた。今年はドラマ「テセウスの船」(TBS系)に出演。好演が話題となっていた。

 2010年には、作家・筒井康隆の代表作である映画「七瀬ふたたび」に主演。小中和哉監督からは、役作りに対するストイックな姿勢を絶賛されていた。当時の日刊ゲンダイのインタビューでは、七瀬という大役を演じるにあたり、役作りに悩んでいた様子がうかがえる。

 芦名さんは映画完成後、同作初の映像化作品であるNHKドラマ版(1979年)を見たといい、そこで七瀬役を演じた多岐川裕美に感銘を受けたという。別の仕事で多岐川と一緒になって、話をしたときのことを語っている。

「苦しくなるくらい緊張しました(中略)。でも話しているうちに、役作りでの悩みや女優としてのあり方などで共感していただいた。“私なんて今だって悩み続けてるのよ”って。七瀬じゃありませんけど、本当に心で共感できました」

 明るい笑顔の裏で、人知れず仕事や私生活などの何らかの悩みを抱えていたのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」