【糖尿病】気温上昇が招く命に関わる2つの危険
糖尿病の人にとって、夏は熱中症と低血糖に要注意だ。熱中症対策として飲んでいた飲料で血糖値が急上昇したり、熱中症を低血糖と見間違えたりすることもある。熱中症と低血糖は、いずれも対策が遅れれば命を落とすリスクがある。緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニックの今田侑院長に話を聞いた。
糖尿病患者の熱中症リスクについて、名古屋工業大学の平田晃正教授が2025年、初めての大規模解析を発表している。
それによると「糖尿病患者は、そうでない人より熱中症リスクが1.41倍高い」「30~59歳男性では特に高リスク」という結果だった。
なぜ糖尿病の人は熱中症リスクが高いのか? 今田院長は「もともと脱水傾向」「発汗機能の低下」「体の感覚の鈍さ」を理由として挙げる。
「まず、血糖コントロールが悪い人はブドウ糖を排出するため尿の量が多く、もともと脱水症状を起こしやすいのです。処方されている薬によっては、利尿効果で尿の量が多くなることもあります」(今田院長=以下同)


















