エンゼルスGM解雇は「再建」への号砲 メジャーで編成トップがクビになるさまざまな事情
今季も大きく負け越しているエンゼルスのミナシアンGMが6月末にクビになった。
メジャーリーグにおける監督は軽い存在のため毎年シーズン中に何人も解雇される一方で、トレード、ドラフト、FA補強、監督の任命など幅広い権限を持つGMがクビになるケースはめったにない。
今回、エ軍のモレノ・オーナーが6月末という中途半端な時期に解雇したのは、再建するには編成トップを交代させて選手の大幅な入れ替えを断行し、ゼロからチームをつくり直すしかないと腹をくくったからだ。
それには2、3年後にチームの主力になる有望株を集める必要があるということで、ドラフトと7月末トレードを前にした時期に首をすげ替えたのだ。
ナショナルズが昨年7月にGMを交代させたのも、同様の考えに基づいている。
2023年8月にはホワイトソックスのハーンGMが突然クビになった。原因は7月末トレードでホワイトソックスからヤンキースに移籍したリリーバーのミドルトンが、ニューヨークのメディアに「今年ホワイトソックスに来て驚いたのはチーム内が緩みきってることだ。ルーキーの投手が試合中、ブルペンで居眠りしてるし、守備練習をさぼるヤツもいる。ルールなしの状態なんだ」と内情をバラしたことにある。これを聞いたラインズドルフ・オーナーは激怒。即、こんなチームにしてしまったハーンGMの解雇となった。


















