音楽の聴き方は所有からアクセスへ「ヒットの復権」柴那典著

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「ヒットの復権」柴那典著

 音楽ソフト市場は、2015年を底にV字回復。近年では、日本人アーティストたちが続々と海外に進出し、人気を獲得している。その要因となったのがストリーミングサービスだ。音楽の聴き方は所有からアクセスへと変わり、ヒットの基準は売れた枚数ではなく聴かれた回数となったのだ。

 背景にはSNSやTikTokなどのショート動画を通じてヒット曲が生まれる「バイラル」現象、アニメとJ-POPのクリエーティブな結託、さらにそれを支えるプラットフォームの存在がある。

 社会現象となった2016年のピコ太郎の「PPAP」から、ヒットチャートを席巻しているMrs.GREEN APPLEまで、この10年の音楽シーンを振り返りながら、大きく様変わりしたヒットの力学の本質に迫る。 (中央公論新社 1155円)

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