占い師・タレント濱口善幸さん 母親の喫茶店で「1人1000円占い」が裏メニューに

公開日: 更新日:

 卒業後は父親がやっている建設業を手伝ったりしましたが、長くやっていたのは母親がやっている喫茶店の手伝い。実家暮らしだったのでお金の苦労はほぼなかった。

■人の心が見えることが本当につらかった

 ある日、喫茶店でお客さん相手にタロット占いを始めたんです。そしたら「当たる!」と評判になり、僕の占いが喫茶店の裏メニューになっちゃった(笑い)。

 喫茶店の営業が終わってから、お金をもらって占って。といっても、お1人1000円でだから、儲けにはならなかった。

 お客さんは主婦の方が多かったですね。

 旦那と別れたいからどうしたらいいかとか、子供の進路のことで相談に来られていました。

 僕は占いで悪い結果が出た時は「ここを変えれば、良くなりますよ。未来は変わりますよ」とアドバイスすることを大事にしています。

 苦労は金銭的なことより、接する人の心が見えること。「うわ、この人、今こう思ったわ」とわかる。付き合っている彼女が嘘をついているとわかっちゃうから、20代は本当につらかった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理