「まさかこれほどとは…」横綱・豊昇龍の骨の髄にまで染み込んだ“天敵”安青錦への苦手意識

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「まさか、これほどとは思いませんでした」

 若手親方がこう話すのが、横綱豊昇龍(27)だ。

 大相撲7月場所10日目の22日、大関復帰を目指す安青錦(22)と対戦。過去1勝4敗と苦手とする天敵にまたも不覚を取り、優勝絶望となる4敗目を喫した。

 豊昇龍はポカが多い力士とはいえ、大半の力士には通算で勝ち越している。高安と熱海富士には負け越しているが、それでも7勝11敗、5勝6敗と、一方的にやられているわけではない。

 そんな横綱がなぜか歯が立たないのが、通算0勝3敗の藤ノ川と、この日で同1勝5敗となった安青錦だ。前者は休場による不戦敗が1つあり、今場所も内容で圧倒しながらの逆転負け。まだまだ苦手と結論づけるほどではないものの、問題は安青錦だ。

 冒頭の親方が言う。

「安青錦は現在、左足首と左足親指を痛めており、踏ん張りが効かない。てっきり、横の動きで翻弄するのかと思いきや、立ち合いでかち上げを繰り出した以降は後手に回ってしまい、何もさせてもらえずに投げられた。ここまで来ると、骨の髄まで苦手意識が染み込んでいるとしか思えない。もはや取り口や戦法うんぬんの話ではない。安青錦が所属する安治川部屋に出稽古に赴き、苦手意識払拭のために何番も取るなど、土俵外でも対策を取る必要がある」

 横綱昇進後の初賜杯は、当分先になりそうだ。

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