ジェンダーレス時代で「ママタレ」に逆風…生き残れるのは杏や仲里依紗ら第一線クラスのみ

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「難しいところなんですよね」と、広告代理店関係者も頭を抱えていた。昨年末、世界最大の家具量販店の日本版CMが、ネット上でカンカンガクガクの議論に。

 ソファでくつろぐ父親と子供に、母親が飲み物とお菓子を持ってくる映像が〈家政婦扱い〉〈性差別的〉などと炎上。もちろん〈幸せそうな家族にしか見えない〉などと擁護する声も少なからずあったのだが……。

「“ジェンダーレス”の時代ですからね。少しでも〈性差別〉と思われたらダメ。ただ、騒ぎになったCMだって、父親が飲み物とお菓子を持ってくれば炎上はしなかったでしょう。それも逆差別のような気はしますが、最近は、洗濯洗剤や食器洗剤など家庭用品のCMで、女性ではなく男性芸能人が起用されるのは、妙なツッコミを入れられないための炎上対策もあるんです」(前出の広告代理店関係者)

 今どき〈家事は女性〉と決めつけるつもりなんてサラサラない。父親が洗濯する時もあれば、母親が皿洗いをする時もあるだろうが、CMではなかなか許してもらえないようだ。そのせいで「今後は“ママタレ”の出番がどんどん減っていくかもしれません」と、芸能ライターのエリザべス松本氏がこう言う。

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