「baseよしもと」のオーディションは落ちまくり…「これでダメなら宮崎へ帰ろう」と最後の勝負

公開日: 更新日:

 ウソでもボケでもなく大阪では期待の新人でしたよ。実際、「ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞」「オールザッツ漫才優勝」「NHK上方漫才コンテスト最優秀賞」と賞も取ってたし、M-1グランプリも決勝こそ出れてなかったけど、03年から09年まで連続して準決勝までは必ず行ってましたからね。

 ぶっちゃけた話をすれば月収も60万~70万円くらいになって、バイトを辞めても食うには困らないくらいになった。

 もう一つよかったのは周りの目を気にせず女の子と遊べたこと。今と違ってネットもSNSもない時代で、大阪という街もお笑い芸人には寛容だったからね。合コンなんかもよくやりましたが、そうやって遊ぶ中で鍛えられた平場でのトークスキルとか立ち回りが「芸の肥やし」になった実感はあります。

 ただ、だからといってあの時代は「楽しい」というだけの感覚ではなかったです。大阪育ちで今40代くらいの芸人はみんなわかると思うけど、あの時代の大阪のお笑いの世界は独特の厳しさがあったからね。上下関係が厳しい軍隊みたいなもんで、先輩の言うことは絶対で白いもんでも黒と言われれば黒、全員右向け右の世界。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から