植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない
お上の威光は、完全に無視された格好だ。
連休前の18日(金)~19日(土)、日本銀行が「レートチェック」を実施したことで、連休中、どこまで「円高」が進むか注目を集めた。「レートチェック」とは、日銀が金融機関に対して為替相場の水準を照会するもの。政府・日銀による為替介入にむけた準備段階と位置づけられている。
■「レートチェック」不発に終わる
連休前だったため、市場からは「日銀が不意を打ってきた」との声も上がった。実際、政府・日銀が「円高」に誘導しようとしたのは間違いない。ところが、肝心の円相場は、「レートチェック」の直後こそ、1ドル=157円台後半から156円台後半へ約1円ほど「円高」に振れたが、効果はつづかず、結局、連休最終日の23日は、1ドル=157円75銭で取引されている。
円高誘導を狙った日銀の「レートチェック」は、不発に終わった形だ。


















