子供の頃からほったらかしにされていた俺…小4のとき、弟2人を引き連れ家出決行

公開日: 更新日:

 漫才コンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶです。2017年にM-1グランプリで優勝してからはありがたいことにいろんな活動をさせてもらってます。この連載ではそんな俺の生い立ちから最近の活動までタップリ、ジックリと語っていくつもりです。

 といっても、子供の頃の記憶は残念ながらそんなにハッキリしてないんです。生まれも育ちも宮崎県。きょうだいが多くて、上にお姉ちゃん、下には双子の弟がいました。特に双子が小さかった頃の両親はそっちに手がかかるせいで俺はほったらかし。小学2年生くらいまでばあちゃん家から学校に行ってた記憶があります。だから、俺は完全におばあちゃん子です。

 小学校では友だちも多かったし、いわゆる教室の人気者やった。ばあちゃんに教わった遊びをみんなでやったりするヒーロー。田舎やから周りに自然も多くて、ばあちゃん家から20分ぐらい行くと川があったんですけど、友だちと一緒に家から持ち出したマイナスドライバーをうまく利用して川魚を捕って、それを焼いて食べたりしてましたね。

 ただ、学校は楽しかったけど家ではそうじゃなかった。子供が多かったせいか家は貧乏で、両親の僕らに対する態度も冷たかったんですよ。あまりに寂しかったせいで、小学4年生の時に家出の計画を立てて双子の弟たちと実際に家出したこともありました。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です