ひと足先にNSCに入った相方が別のヤツとコンビ組んじゃって「おまえ、裏切るんか」と

公開日: 更新日:

 相方の村田に誘われて一緒にNSC大阪(吉本総合芸能学院)の入学試験を受けたけど、俺だけが落ちてしまいました。だから、村田はNSC21期生で、俺は22期生なんです。

 そりゃあ、落ち込みましたよ。バッグ一つで宮崎から大阪まで出てきたのに最初の一歩でつまずいてしまったわけですから。NSCは名前さえ書ければ誰でも入れると言われてるけど、俺は集団面接で他の人の質問にもバンバン横から口出ししてたんで、それが「NSCはみんなが学ぶ場所でもあるから協調性のない人間はアカン」という理由で落ちたらしい。

 それでも村田は「NSCは半年ごとに入学できるから、半年後におまえが受かったら俺も一回辞めて入りなおすわ」とか言ってくれて、俺も喫茶店とかでバイトしながら次のタイミングで入学するつもりやった。

 ところが、俺がNSC浪人をしてる間に村田はどんどん先に行ってもうた。NSCは入学半年後に能力別にクラス分けされるんやけど、村田はトップの成績でAクラス入りして、別のヤツとコンビを組んじゃったんです。「俺、もうちょっとこのまま頑張ってみるわ。ごめんやけど、コンビ組む話はなしで」って言ってきて、そりゃあビックリしたし、「何やおまえ、裏切るんか!」ってなりますよね。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった