秋に向けてGO!スッキリ体調を整える本特集(1)「狩猟採集民の脳」から脱却しよう

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「新版 最高の体調」鈴木祐著

 長かった夏も終わり、ようやく秋。涼風が頬をなでて通り過ぎる。暑さでヘバった体をリフレッシュし、通常モードに切り替えよう。より効果的な休養をとるための専門家のアドバイスを紹介する。

  ◇  ◇  ◇

「新版 最高の体調」鈴木祐著

 朝、起きて体調が悪いと、「あれ、何かやったかな?」と自分の行動を振り返るが、それは必ずしも正しくはない。現代人が抱える問題の大半は、現代人に特有の「文明病」が原因なのだ。

 まずは肥満。ブルース・キング教授の研究によれば、人間の味覚と嗅覚、脳の食欲中枢は、約200万年前の狩猟採集民が暮らした環境に適応している。当時は低カロリーの食品しかなかったため、人間の脳は高カロリーの食べものを探すように進化した。そういう生存システムが、食料の豊富な先進国という「肥満環境」ではうまく働かず、“暴走”するのだ。

 体の不調だけでなく、心のトラブルも進化のミスマッチが原因だと考えられる。WHOの調査によると、不安障害の発症率は近代化が進む国ほど高い傾向がある。心身の不調の原因とその対策を解説する。 (クロスメディア・パブリッシング1815円)

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