伊藤咲子は城みちると10代アイドル同士で熱愛 三木たかしに叱られながらも逢瀬を重ねた

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 咲子は、姉と暮らすみちるの部屋に遊びに行くようになる。忙しすぎて会えない時は番組で目くばせして気持ちを確かめた。一緒の仕事で地方に出かけた時はホテルの部屋の電話でデート。お互いが地方の場合はホテルから電話したが、長電話の料金はチェックアウト時に自腹なので、「今日は僕から」と交代でかけたという。

「君こそスターだ!」出身の石川ひとみは「携帯電話がなかった当時、アイドル同士の恋愛なんて無理だった」と語ったが、10代のアイドル同士の2人は知恵を絞って逢瀬を重ねた。

 もちろん付き合っていることは知られてはいけないのに、咲子はみちるからもらった指輪を左手の薬指にはめていた。当時堀越高校に通う高校生。所属事務所オフィス・トゥー・ワンには「スタ誕」の審査員の作詞、作曲の先生もいた。そのひとり、三木たかしから「結婚してないのにおかしいよ」と注意されたが、「ハーイ、すみません」と軽く受け流し、言うことを聞かない。

■今も「同窓会コンサート」などで共演する仲

 そして、ついに事件が起きてしまう。ショー出演のために浜松へ三木と行くことになったのだが、待ち合わせの事務所にやってきた咲子が指輪をはめていたのだ。それを見た三木が丸めた雑誌で咲子の頬を叩いた。

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