本多正識漫才作家
１９５８年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本ＮＳＣの名物講師で、１万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史
人生幸朗・生恵幸子は悪口ではなく“ぼやき漫才” 決めゼリフ「泥亀」誕生秘話
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「M-1グランプリ2022」は“悪口漫才”のウエストランドが優勝し、幕を閉じました。
ウエストランドとは全く面識がないため2人のことを書くことはできません。賛否が飛び交う悪口ですが“悪口”というよりも「多くの人が感じているであろう」ことを代弁してくれているからこそあれだけの笑いを取り、支持もうけているのだと思います。
政治や権力者に対しての批判が入ってくれば社会風刺漫才として、さらに間口も広くなり、より支持も集められそうですから、今後に期待したいと思います。
関西で“悪口漫才”といえば、やはり人生幸朗・生恵幸子師匠でしょう。ただし、“悪口”ではなく“ぼやき漫才”として関西では知らない人がいないくらいに名をはせた師匠でした。
「まぁみなさん聞いてください」「責任者出てこい！」の決めゼリフでおなじみだった人生幸朗師匠は、私がプロになる前にお亡くなりになっていましたが、相方であり夫人でもあった生恵幸子師匠には、トーク番組などで大変何度もお世話になりました。
