“粘着アンチ”が猛攻撃でも整形YouTuberが乱立…背景にある「儲けのカラクリ」

公開日: 更新日:

 目や鼻、口、フェイスラインなどの整形手術を10年来続け、これまで手術代に総額1350万円を費やしたというYouTuber「整形アイドル轟ちゃん」。過去の体験談やビフォーアフター動画のほか、顔面が1.5倍に腫れ上がってしまったダウンタイムの様子まで、整形の実情を包み隠さず公開し、チャンネル登録者数は40万人超え、整形に関心を持つ若年女性を中心に支持を集めている。

 そんな彼女が今月17日、自身の動画で「私自身、限界を迎えてしまったので、やむを得ずアンチの方々を晒していきたいと思います」と切り出し、「1年半、私に粘着し続けたアンチの方がおります」と告白した。

 轟ちゃんは自身のチャンネル内で、暴言を繰り返すアンチをブロックしているものの、粘着するアンチたちが「私が出てる他のチャンネルにまで行って『この人は問題があります』ということを書き込む」といった行動により、「仕事に問題が発生している」「私が出ることで外部のチャンネルが荒れちゃう」「普通に業務妨害」と訴えた。

「アンチによる嫌がらせに悩まされているのは、轟ちゃんに限った話ではありません。整形手術をカミングアウトしたYouTuberのコメント欄には無数の嫌がらせコメントが散見されます。いくらブロックしても新しいアカウントを作って攻撃してくるのでキリがなく、配信者にとって相当な手間となっていることは間違いない。ただ、そんな状況でも整形YouTuberは続々と増え続けています。背景にはアンチの攻撃くらい、気にするに値しないくらいウマミがあるんです」(ITに詳しいジャーナリストの奥田恭平氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"