著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

中学受験に落ちたクロちゃんが2浪して京都西山短大仏教学科に入学するまでの紆余曲折

公開日: 更新日:

クロちゃん

 お笑いバラエティー番組の各人気投票でトップをひた走る「水曜日のダウンタウン」。何人ものスターを生み出してきた。最近ではダイアン津田篤宏(49)やシンガー・ソングライターのあの(年齢非公表)あたりが思い浮かぶが、最大の水ダウスターといえば、間違いなく安田大サーカスクロちゃん(49)だろう。そのあざとさで番組を盛り上げてきた。「クズを売りにする芸人は多いが、長続きするには愛されキャラを兼ね備えている必要がある。そうした点でクロちゃんはトップクラス」と話すのは制作会社のディレクターだ。

「陥りやすいワナは愛されキャラを演出するために計算高さを隠そうとすること。クズ芸人の大半は勘違いして短命に終わる。逆に計算していることもさらけ出してしまったほうがイヤらしくない。そのあたり、クロちゃんは絶妙なんです」

 広島県呉市の公立小学校に通っていたクロちゃん。点数が悪い答案用紙は下校途中で川に流して捨てていた。いい点数の時だけ家に持って帰るので、親も出来る子どもと思い込み、中学受験することに。目指した私立には合格できず、東広島市の公立中学に進学した。受験勉強をした貯金が残っていたのか、入学当初の成績は良かった。中1では学年の上位5%に入っていたが、ほとんど机に向かわなかったせいで、成績は急降下。2年に上がると、下から数えたほうが早くなった。

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