“旬”アイドル堂本剛が主演なのに…KinKi Kidsの主題歌が残念すぎた

公開日: 更新日:

「Summer Snow」(2000年/TBS系)

 1970年代にドリフやコント55号や伊東四朗&小松政夫でゲラゲラ笑っていた少年が、当時は「車は空を飛んでいるはず」と思っていた2000年。実際のところ、新宿・歌舞伎町では「30分はっっっぴゃくえん!」を連呼するテレクラの呼び込みが夜中まで響き、公衆電話にはアイドルの写真を無断使用した怪しいチラシがびっしり貼られていた。パチンコ屋の自動ドアが開くたびに電子音やマリンちゃんの「やったー♪」が聞こえていたミレニアム。

 この年のドラマは、1月期にあのスーパースターが美容師を演じて最終回視聴率41.3%。10月期は「男は金よね」と言ってたスッチー(今はCA)が魚屋さんに落ちて最終回34.2%。

 つまり恋愛ものに始まり恋愛もので暮れた。いや、他のジャンルのヒット作もあるけど、この2作が突出していたので、“恋愛当たり年”と勝手に認定する。

 そんな年の夏に放送されたのが、TBS金9の「Summer Snow」。90年代半ばから日本テレビ土9とTBS金9を行き来していた堂本剛(当時21)が主演の、切ないラブストーリーだ。剛が演じたのは両親を事故で亡くし、サイクルショップを継いだ長男・夏生。で、相手となる信用金庫職員で心臓に病気を抱えるユキを演じたのが広末涼子(当時20)。“旬”ど真ん中のアイドルによる“昭和チック”なメロドラマだった。プロデューサーの伊藤一尋さんと脚本の小松江里子さんの“めおとコンビ”は、剛の繊細な魅力の引き出し方がうまい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?