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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

【朝ドラ「ばけばけ」ウラの見所】“雨清水トキ”の名前に驚愕。あの冗談が本当になるとは

公開日: 更新日:

第23週「ゴブサタ、ニシコオリサン。」#113

 ヘブン(トミー・バストウ)が日本人になるためには、知事(佐野史郎)に認めてもらわなければならない。知事を説得するために、錦織(吉沢亮)の助力を得ようと訪ねたヘブンは錦織と再会するが、協力を断られてしまう。

 失意の中、錦織の真意もわからず困惑するトキ(髙石あかり)とヘブン。そんな中、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)からタエ(北川景子)に会ってきたと知らされる。

【本日のツボ】

雨清水トキ ≒ 丑三つ時

 錦織の部屋を訪ねたヘブン。知事のお墨付きを得るべく「セットク ネガイマス」と懇願しますが、「残念ながら、知事からの信頼が今の私にはないのです」と断られてしまいます。

 ふと目をやった先にはヘブンの著書が2冊ずつ並んでいました。恐らく1冊は弟の丈が送ってきたもので、もう1冊は買い求めたものと思われます。そこにヘブンへの敬愛の念が表れていたことに、救いを感じる一幕でした。

 おトキは庄田(濱正悟)に断られ、ヘブンも錦織に断られ、もはや打つ手なし。と思っていたら、司之介とフミがタエのところへ行き、雨清水家におトキたちの籍を入れて貰えるよう頼んできたということでした。

 それを聞いて、「雨清水トキ(丑三つ時)になる! と気づいたおトキ。「ふふふ。えっ? 私、雨清水トキになるんだ。あっ、ふふふ」となにやらおかしなテンションです。ヘブンも「わかった!」とふたりで笑い合い、さらにおフミも「わかった、あれね」と。

 例によって司之介だけ蚊帳の外で、「丑の刻」「クサキ」とおフミとヘブンにヒントを貰い、ようやく理解したようです。初回の藁人形のシーンはここにつながるということでしょうか。

 それにしても、「雨清水家」というかなり風変わりな名字が出てきた際、「トキが雨清水家の子なら丑三つ時だ」というようなことを書いた記憶があるのですが、こんなオチが待っていたとは! 

 知らぬこととはいえ、早々にネタバレのようなことを書いてしまい、なんだかすみません。「私、丑三つ時~」と大喜びするおトキを見て、しょっぱい気持ちになりました。

「錦織のダイエット本」発売希望

 本日は、雨清水家のシーンも印象的でした。「母上の料理、この頃、おいしいです」「そうよね。私もそう思います。以前は酷かったですから」と笑い合う雨清水家のタエと三之丞(板垣季光人)。写真の傳(堤真一)もふたりを見守っているようで、穏やかな気持ちになりました。

 それにしても、錦織が登場するたびに、つい目で追ってしまいます。どうしたら短期間であんなに痩せられるのでしょう。もしも、「錦織のダイエット本」が出版されたら、間違いなく購入します。

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