近藤麻理恵さん「片づけ諦めた」で改めて話題に 普通の発言が世界に響く“こんまり”の凄さ

公開日: 更新日:

「あきらめた発言の真意は1歳と6歳と7歳の3人の子育てに奮闘中だけに、散らかっていらいらするより、ちょっと散らかっていてもよしとして、家族と幸せに過ごしたいというものでした。まあ、普通というか自然なコメントですが、それだけで大反響を呼ぶのですから、凄いのです」とワイドショーの芸能デスクは言う。

 一体なぜ、そこまで大物になれたのか。

「こんまりさんのブレークのきっかけは、スパークジョイ。つまり、ときめきを基準に整理し、ときめきのない物は捨てていくというものです。ネットフリックスの番組で『わたしのミッションは片づけによって世界をときめかせていくこと』と語っているように、こんまり流片づけ術で訪問先の家族を喜ばせ、大人気に。スパークジョイというキーワードが大ヒットの要因で、これが全米に広がり、知らない主婦はいないというくらいです」と続けた。

 こんまりさんは東京都出身。東京女子大在学中に片づけコンサルティング業務をスタートさせ、独自の片づけ法「こんまり(R)メソッド」を提唱。卒業後リクルートエージェンシーに就職するも09年に独立、自らの道を切り開いていった。

 独自のアイデアがあり、それを磨いてプロデュースしていけば、世界的なインフルエンサーになることだってできる。そんな夢のようなサクセスストーリーは、この暗澹たる日本社会だからこそ、より輝く光にもなっているのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」