三浦瑠麗氏は夫逮捕でTV界永久追放 「起用は今後困難、ワイドショーの闇」と“中の人”指摘

公開日: 更新日:

■「現代テレビの闇を象徴した出来事」

「知的かつ意見がやや保守的、上から目線の女王様感がテレビ向きで、オンリーワンの存在でした。三浦さんの才色兼備なSキャラはテレビ局上層部のオジサンたちにも人気で、何かといえば三浦さんの起用を勧めるほどでした。しかしながら今回の事件で、自身に矛先が向き、一刀両断できなくなってしまった。“上から目線”キャラが災いし、今後の起用は難しくなると思われます。そもそも、何の専門家かよくわからないが、どんなものでも面白くコメントしてくれる人をありがたがって多用してきた結果、ほころびが生じた、まさにワイドショーの闇でもあります。太陽光発電に関して無責任に宣伝させてしまったのもテレビ側に問題がある。本来ワイドショーのコメンテーターに必要な資質は、専門的な立ち位置と生活者視点で代弁してくれることで、ルックスは求めていませんでした。三浦さんは主婦層には不人気なのですが、上層部の意見で朝のワイドショーに起用されてしまうのもテレビ業界が男社会だから。三浦瑠麗氏の一件は現代テレビの闇を象徴した出来事だと思います」

 同志社女子大学教授(メディア学)の影山貴彦氏はこう言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋