イノッチ「特捜9」初回の裏でキムタク「教場」再放送 “禁断のジャニーズかぶり”気になる行方

公開日: 更新日:

 5日の夜9時、イノッチ「特捜9」とキムタク「教場II」が同時に始まるという“禁断のジャニーズかぶり”となるが……。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏はこう言う。

「“対決”とあおって世帯視聴率で比べたくなるのでしょうが、実際のところは、どちらの陣営も“対決”の意識はなく、視聴者も興味のある方を見るだけ。『特捜9』をリアルタイム視聴する固定ファンは裏番組に左右されないから、世帯視聴率にもさほど影響はないと思いますし、そもそも客層の違う“水10”と“月9”を比べる意味はない」

 ただ、「ジャニーズアイランド社長でもある井ノ原が主演するドラマの初回にキムタク主演ドラマを盛り上げるための再放送というのは、従来の常識では考えられないこと」(前出のエンタメ誌編集者)という見方もある。

 前出の亀井氏は「対決の構図で見たらイノッチvsキムタクなんてカードは珍しいでしょうから、そういう注目の仕方も否定できませんけど、あくまでも肝心なのは中身だし、見た人がどう感じるか、でしょう」と話す。

 それでも“同門対決”が気になるのは、「芸能メディアの性かもしれませんが、どちらも2ケタを期待しているでしょうから、1ケタになった陣営には微妙な空気が流れそうですね」(前出のテレビ誌ライター)。果たして……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」