月9木村拓哉「風間公親-教場0-」若手俳優5人ズラリ起用に透けるフジテレビの焦り

公開日: 更新日:

 春ドラマの情報が続々解禁されている。中でも熱心なのが、フジテレビ系月9「風間公親-教場0-」だろう。木村拓哉主演。20年1月にフジテレビ開局60周年企画スペシャルドラマとして放送された「教場」、21年「教場Ⅱ」に続くもので、タイトルからもわかるように、キムタク演じる風間が警察学校の教官になる以前の刑事指導官時代が描かれる。

 フジはキムタク以外の新キャストの情報を2月から小出しに解禁してきた。最初に発表されたのが新垣結衣。その10日後に北村匠海、さらに1週間後に染谷将太、そして今週発表されたのが白石麻衣赤楚衛二だ。注目の若手俳優を見事に揃えたかたちだ。

「1人ずつ小出しに情報解禁することで話題をつなぎ、ドラマに関心を持ってもらうのが狙いでしょうが、見方を変えればもはやキムタクの名前だけで数字を取るのは難しいということでは。あれだけ宣伝に奔走した主演映画『レジェンド&バタフライ』も週末観客動員数トップ10で、ランキング1位だったのは初週だけ、あとは2位、3位、6位、8位、ランク外と下がる一方。先日、キムタクと大友啓史監督が熱田神宮に参拝したと、午後ワイド『ゴゴスマ』で報じていましたが、それも『大ヒット御礼』の参拝ではなく『ヒット御礼』でしたから」(ドラマウオッチャー)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方