ジャニー喜多川氏「性加害問題」の余波 ガチオタ不在の「1.6万筆・署名」巡りファン分裂

公開日: 更新日:

 一方でこの「1.6万筆・署名」を巡り、ファンらは分裂状態にあるという。

「会見の報道を見て知りました。私たち古参ファンのネットワークでも、寝耳に水の活動で、ジャニーズ事務所のイメージを一新したい思いは同じ。もっと前に声をかけてほしかった」(ファン歴30年以上の50代女性)

「タレントのプライバシーの問題が明るみになってほしくない一方で、今の事務所に不満があったから変わるきっかけになるなら協力するファンはもっといると思う。とくにキンプリや応援するグループの対応に不満があるファンに“動員”をかけていたら、桁違いの署名が集まったはず……。どのファンが発起人なのか、話題になっています」(ファン歴18年の30代女性)

 もちろん、署名には多くのファンが参加しているだろうし、事務所をクリーンにしたいという思いは同じ。だが、ネット上では、《例のジャニーさんの件は私も前から知ってたから複雑な気持ちでした。話したこともあった。でも、それでSMAPの応援辞めるなんてことは出来なかった。今もそう。メンバー全員大好きだから。でも、ジャニーズ事務所の幹部は許せないから、署名に参加したりした。》とした賛同派と、《自分はジャニーズ事務所に所属しているグループのファンですが、事務所が対応しているのでタレント自身が望まないのなら何も知りたいとは思いません。当事者を置き去りにしたPENLIGHTの活動には賛同できませんし署名もしませんでした。ファンを騙るのはやめて下さい》などと反対派に意見が分かれ、ファンのネットワーク内でも物議をかもしているという。

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