著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

市川猿之助の“復帰シナリオ”を考える…起訴前に「名跡返上」で澤瀉屋の危機を回避

公開日: 更新日:

 4代目市川猿之助(47)が5月18日に自宅から救急搬送され、一緒に自宅にいた両親が死亡した問題。猿之助の立場がたいへんなことになっている。

 向精神薬中毒の疑いで亡くなったとされる両親だが、その薬物は猿之助が以前から医師に処方されていた薬だと話しているようだ。そして、その薬物を包んでいたシート容器や、両親の顔にかぶせたというビニール袋も猿之助自身が処分したとみられている。

 となると、刑事事件になる可能性が大きくなってくる。刑法202条の自殺教唆や幇助(6月以上7年以下の懲役または禁錮)に問われる可能性が出てきたのだ。

 もし猿之助が逮捕されたり、起訴されるということになると、「猿之助」という名跡を継ごうという人が出てくるのか、ヘタをすると名跡が途絶えてしまったり、長期間にわたって使えないといった事態も考えられる。澤瀉屋は「市川猿之助」と「市川段四郎」が二枚看板なので、今回のイメージダウンは大きすぎる。


■猿之助自身から意思表示をさせる

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所