(6)77歳でも挑戦心を忘れない!「自分に向いているか」やってみなきゃわからない

公開日: 更新日:

「ある程度やってみたけれど自分には合わない、好きになれないっていうことも当然ありますよ。それは決して悪いことじゃない。違うなって感じたら、途中でやめればいい。とくに高齢世代は時間が限られているわけですから……。大切なことは、一歩踏み出してとりあえずやってみるということですよ。自分がやったことのないこと、新しいことに少しでも好奇心を覚えたら、“見る前に跳べ”じゃないけれど、とにかくやってみること。

 トライは脳の活性化にもいいらしいし、がんばったり、少し悩んだりした後に得られる達成感というか爽快感というのは格別ですよね。“やってよかった”と……。それって、新しくて好ましい自分に出会える瞬間でもあるわけで、いつまでも愉快に生きていくためには欠かせないものだと思います。どんな小さなことでもいい、トライを忘れないこと。それを忘れてしまったら絶対に味わえない感覚だと思いますよ」 =つづく

▽中尾ミエ(なかお・みえ) 1946年、福岡県生まれ。1962年にデビュー曲「可愛いベイビー」が大ヒット。1971年リリースのシングル曲「片想い」は30万枚の売り上げを記録。その後、歌手活動以外にも、俳優として数々のドラマ、映画、舞台に出演。現在、情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)の金曜コメンテーターとしてレギュラー出演中。著書「76歳。今日も良日」(アスコム)がベストセラーに。

※衣装提供DUE deux

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然