(4)生きることは食べること ある程度の年齢になったら思う存分楽しんだ方がいい

公開日: 更新日:

 食べることは生きるパッションに結びつくと思うんです。2年前に亡くなった母が最後は食べることができず、胃ろうになったのを見て、おいしく食べられるということは本当に幸せなことなのだと感じています。

 おひとり様ですと、とくに男の人の場合、ついつい好きなラーメン屋さんとか、毎日近所でいつもの親子丼っていうことになりがちです。それでは食生活に変化がなくて楽しくありませんし、同じものばかりでは栄養が偏ってしまいます。食べることは生きるエネルギーとつながっているので、とにかく大事にすべきです。

 一汁一菜でつつましく食べていればいいなんていう人もいますが、年齢を重ねるにつれ栄養価が高く、バランスのよい食事が健康の鍵になると思います。とくにタンパク質はフレイルや筋肉の衰えを防ぐためにしっかり取るべきです。

80歳の壁」でおなじみの和田秀樹先生と対談した時にお聞きしたんですが、中年の間は血糖値や中性脂肪に気をつけて生活習慣病に注意するべきですが、年を取ると痩せてガリガリよりもある程度ふくよかで、多少コレステロールが高めの方が免疫力も高いし、長生きする傾向にあると言われていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言