「ジャニーズ性加害問題当事者の会」退会者が相次ぎ…《ジャニーさんは冤罪》とジャニオタ反撃

公開日: 更新日:

「当事者の会には、もともとカウアン・オカモト氏や橋田康氏が参加していないなど、一枚岩ではありませんでした」(芸能ライター)

■眉唾情報が多いが、一部は事実と認められるものも

 この状況に一番憤りを感じているのが、ジャニーズのタレントたちを応援しているファンたちだ。
 
 ジャニーズ事務所がジャニー氏の性加害を認定し、謝罪した9月7日の記者会見後、スポンサーが所属タレントが出演するCM契約の見直しを次々に発表。それに追随したテレビ各局が、ジャニーズタレントの新規起用を見送る事態に発展。10月2日の会見で発表した社名変更によって、一部はグループ名の変更を余儀なくされている。16日には、ジャニーズ事務所の所属タレントの公式グッズを扱う全国4カ所の「ジャニーズショップ」が閉店(オンラインショップも同日閉店)。

 推しを応援する機会が少なくなりつつある中、一部のファンが反撃に出ている。

「【ジャニーズ問題の現状まとめ】と題して、性加害を訴えている元タレントたちのウソなどをXでポストしています。例えば、ジャニーさんは1974年に直腸がん手術で直腸を全摘し、人工肛門にして以降、性機能障害を訴えていることからジャニーさんは冤罪だといったものから、元タレントが申告している被害について当日その現場にいなかったといったもの、当事者の会代表が過去にジャニーさんから性被害を受けたことがないとインタビューで語っている動画の存在など、ジャニオタが全精力でかき集めた情報をポストしています。眉唾の情報が少なくありませんが、一部、事実と認められるものもありました」(前出・芸能ライター)

 9月13日に設置しされた被害者救済委員会によると、9月30日時点で連絡のあった478人のうち、被害を申告し補償を求めているのが325人。早期の補償を実現するため、確認作業や補償金の算定手続きなどを進めているが、ジャニーズ問題はますます混とんとしてきている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情