年末年始に活用したい!市販なのに高級店の味? 料理研究家の「鍋」レシピ3選
年末年始は親族や友人と集まる機会も増える季節。寒さも深まり、物価高の今、外食がおっくうになる人も多いのでは? 冷蔵庫の残り物を消費できる自宅で鍋は手軽で経済的。今回は、料理研究家の中本ルリ子さんが市販の鍋つゆの素を活用し、来客にも喜ばれるおいしくて高級感が楽しめるレシピを紹介する。
「スーパーの棚には個性豊かな鍋の素がずらりと並びます。冷蔵庫の野菜をそのまま鍋に入れるだけでも十分ですが、少しだけ食材をプラスすることで“簡単なのにごちそう感”を演出できるのが鍋の魅力。どれも市販の鍋の素をベースにしながら、ひと工夫で食卓が華やかになります」
まずは、SNSで話題の「大根鍋」。消費が難しい大根も鍋ならいくらでも食べられるからだ。中本さんは「しょうがの作用でじんわりポカポカ、大根もたっぷり食べられる寄せ鍋です」と言う。
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【豚バラ大根のミルフィーユ鍋】(2〜3人分)
【材料】
大根 1/2本
豚バラスライス 300g
にんじん 1本
春菊 1/2袋
すりおろししょうが 20g
寄せ鍋のつゆ(ミツカン)など 1袋
ごま油 大さじ1
黒つぶこしょう 少々
【作り方】
①大根の皮を厚めにむき、薄く輪切りにする(スライサーがあれば便利です)。にんじんはピーラーを使ってヒラヒラに切る。春菊は長さ3当分に切る。豚バラ肉は3㎝長さに切る。しょうがはすりおろす。
②大根にバラ肉を挟み、鍋に入れていきます。
③寄せ鍋のつゆ、すりおろししょうがを加えて10分くらい煮る。大根がやわらかくなったら、にんじんと春菊を中心に加え、仕上げにごま油と黒つぶこしょうをふって出来上がり。


















