不動産は「場所」か「資産」か…2025年業界を賑わせた3つのトピック

公開日: 更新日:

 不動産を、住むための「場所」として扱うのか。それとも、儲けるための「資産」として扱うのか。2025年、日本の不動産業界を賑わせた3つの出来事は、この問いを同時に突きつけてきた。

■ 浮上した「金融商品化」の問題点

 1つ目は、マンション価格の高騰とそれに対する反発の強まりだ。都心部では「普通に働いてもマンションは買えない」という庶民感覚が広がる一方、外国資本や国外居住者による爆買いが注目された。政府は国籍把握や取引実態調査に動いたが、国交省の分析が示したのは、単純な「外国人問題」ではなかった。

 業界紙記者が説明する。

「調査では、新築マンションの取引で短期売買や国外からの取得が都心部を中心に増加している傾向が確認された。しかし、外国人をオーナーにする法人や国内居住の外国人による取得実態までは十分に把握できなかった。政府ですら実態をつかめていない事実が際立った」

 これを受け、政府は登記簿への国籍記載を来年にも進める予定だが、法人オーナーの実態把握は困難であり、すでに不十分さが指摘されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深