AI駆使して透明化 政治に声を届ける「1%の直接民主制」を実現したい

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安野貴博参院議員(「チームみらい」党首)

 今はSNSやユーチューブを通じ、誰もが情報を発信し、かつ多様な意見を聞くことができます。情報発信と受信のコストが下がっている今こそ、政治の情報の流れ方をアップデートすることができるのではないかと考えています。その取り組みのひとつが、政治資金の透明化です。

 具体的な仕組みづくりは、私たちが組織した「永田町ソフトウェアエンジニアチーム」が進めています。政治資金の見える化だけでなく、国会審議をオープン化する仕組みも開発中です。これらのソースコード(プログラムの設計図)はデジタル公共財としてオープンソースで公開し、ゆくゆくは他党や自治体での利用へと広げていきたいです。

 では、どうやって透明性を担保するのか。今や民間ではクラウド会計サービスが当たり前で、キャッシュレスのエコシステムも構築されつつあります。これらを政治の場にも活用すれば、カード決済や振り込みをクラウド会計サービスに自動で連携できますし、仕訳した内容をオープンなダッシュボードに出していくことも可能です。

 こうした仕組みの何がいいかというと、鉛筆をなめて数字を操作できる余地が少なくなる。あるいは、自動化されることにより、今まで公開されるまでに1年以上を要する政治資金収支報告書をいつでも公開できるようになる。複式簿記で記帳するので、キャッシュの動きだけでは見えなかったお金の流れを把握できる。企業財務のチェックと同じような方法で政党や政治家の財政状況を見ることができるようになるのです。

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